大変暑い時期になりました。
豊橋の家。今日は断熱工事の確認です。こちらの物件では現場発泡の吹付断熱アクアフォームを採用。水を含むポリオールとイソシアネートを混合することで発生する炭酸ガスを発泡剤として使用します。人と地球に優しい硬質ウレタンフォームの素材です。
断熱材の品種としては、建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種3と分類され、熱伝導率0.036W/(m・K)。
熱伝導率とは、熱の伝わりやすさを表すもので数値が小さいほど断熱性に優れることになります。私の設計物件では、よく採用させていただいている断熱材です。
現場では、隅々まで断熱材が行きわたっているかどうか、設計寸法通りの厚みで施工されているかどうかなどを確認しています。
この時期は断熱材の施工前と比べ、施工後は現場内も涼しくなり、また音も響きにくくなるため、家らしくなるタイミングの一つです。