残暑が厳しい日々が続いていましたが、今日は昨晩から続いている雨降りの一日でした。まだまだ数日は、今日のような空模様が続きそうです。
今日は日ごろから現場の躯体検査のお手伝いに行ってきました。検査中は幸い雨脚は落ち着いていて合羽も羽織ることなく検査に集中できました。写真は建物外周を覆う面材耐力壁。つまり、構造の壁になります。壁の強さ(=壁倍率)の合わせて釘の種類や釘の間隔が決まってくるため、壁それぞれの倍率に合わせ適した計画で施工されているか確認してきました。釘の打ち忘れも稀に見つかりその場で大工さんに声をかけ是正してきただきました。
検査の経験から、壁ボードの基礎際の下端部分や足場が絡み打ちづらい箇所の忘れがないかを気にかけながら検査を進めています。釘が設計基準通りに施工できていないと、地震の際に設計通りの力が発揮できない事につながるため、外壁をは張ってからは目視できなくなる部位・タイミングでの検査は重要です。